インタビュー

【編入インタビュー】Ask.3 独学で神戸大学農学部へ! Kさん前編

Kさん前編

みなさんこんにちは!Trask 編集部です! 不定期で、編入した現役大学生と社会人へのインタビュー記事を配信しています。

第3回目の今回は、都内の四年生大学から神戸大学農学部の2019年度三年次編入に合格したKさんにインタビューをさせていただきました。本インタビューでは、編入試験の対策にフォーカスしてお届けしていきます。

前編では、試験の情報収集をどのように実施したのかを独学ならではの苦労を踏まえてお話しいただきました。理系、文系問わず独学で勉強される方全てに役立つ情報かと思います。最後には、勉強で実際に使用した参考書のご紹介もあります。ぜひ、ご参考にしてください\\٩( ‘ω’ )و //

Traskでは、経験者のみなさまのご厚意の元インタビュー記事を鋭意作成中です。ご協力いただける方は、コチラからご連絡いただけると幸いです!ぜひ、お待ちしています。

<インタビュアー = Trask 編集部 ルイス>

今回のインタビュイー

Kさんイメージ

お名前  :Kさん
編入先大学:神戸大学 農学部
編入前  :都内の四年生大学

合格大学 :神戸大学

受験大学 :神戸大学、筑波大学、広島大学
専攻   :農学
TOEIC    :600点前後

“より成長できる環境”を求めて編入を決心

Traskルイス
Traskルイス
本日はお時間いただきありがとうございます。よろしくお願いします。本日は、神戸大学の農学部の3年次に合格されたということで、編入についていろいろとお教えください。まず、編入に至る経緯をお聞かせください。

Kさん
Kさん
はい、よろしくお願いします。けっこう昔の方から話すと、私、中学受験をしてまして。中学受験で都立の中高一貫校を目指していたんですけど落ちちゃったんですよね。

Traskルイス
Traskルイス
なるほど。

Kさん
Kさん
受かった私立もあったんですけど、そこに行かずに高校受験をするって決めまして。その時に感じた悔しさから、中学ではけっこう真面目に勉強していたんですよね。部活もやっていたんですけど、部活とか遊びとかよりも塾の日程とかを優先されたりで、かなり勉強してました。内申もある程度取ってましたね。それで、当時はトップ校に行きたいと思っていたので、中学1年生の頃から高校見学に沢山行きました。10個以上多分行ったと思うんですけど。その結果、一番気に入った学校を第一志望にして、無事合格できました。

Traskルイス
Traskルイス
中学一年生のうちからですか。すごいですね。

Kさん
Kさん
はい。ただ、その後ちょっとなまけちゃって。高校生活、部活に一生懸命になった結果大学受験があまり上手くいかなかった。今の大学に入学後に、やっぱり周りにいる人たちのレベルが違うなと、自分がもっと成長できる環境にいた方がいいなと思ってしまって。それで編入試験を受けたという経緯です。

Traskルイス
Traskルイス
なるほど。高校で割と都内でもトップ校に進学されたけれども、大学受験としてはあまり上手くいかなかったということなんですね。大学に入ると決めた時点では、まだ編入は考えてはいなかったのですか?

Kさん
Kさん
そうですね。最初は「院試でリベンジしよう」って感じでした。

Traskルイス
Traskルイス
大学はきっちり4年間行って、院で行きたいところに行こう、ということですね。ちなみに院を目指されていたわけですが、どうして「編入しよう」と決心されたのでしょうか? 編入を知った経緯も含めてお聞きしたいです。

Kさん
Kさん
まず入学して最初の方に、院試については調べました。どんな科目が必要とか。調べていくうちに編入試験があるっていうことをネットで知りました。どんな学校が編入試験を実施しているのかなとか見てた時に、けっこう難易度高い大学も編入試験やってたりするっていうのがわかったので。それならちょっとチャレンジしてみようかなと。

Traskルイス
Traskルイス
なるほど、では現在の大学に入られた時は、元々編入しようと思っていたわけではなかったのですね。確かに4年間待つよりも、少しでも早く自分が本当に行きたいレベルのところで勉強して成長したいということですよね。周りには、編入しようと考える人は多かったのでしょうか?

Kさん
Kさん
いなかったですね。周りにも特に伝えませんでした。

Traskルイス
Traskルイス
なるほどです。編入を決心されたのはどれくらいの時期でしたか?

Kさん
Kさん
一年生の4〜5月くらいかな。院試とかについて調べてて、多分その中でですね。最初は編入試験受けたいなと思って、ぼんやりは考えてました。

Traskルイス
Traskルイス
早いですね。

Kさん
Kさん
はい。ただ、実際に行動するにも、勉強始めるっていうわけでもなく普通に大学の勉強をしてましたね。ただ、そんな中でも今いる大学でできる限りのことをしようと思って、大学1年の夏に短期留学に行ったんです。
Traskルイス
Traskルイス
留学ですか。

Kさん
Kさん
はい、それでカナダに行きました。やっぱ留学したいって思ってる人達だったら、ちょっとは意識高く勉強している人と出会えるんじゃないかと思って行ってみたんです。でも、自分の大学の人達はまあまあやる気はあったりしたんですけど、やっぱ語学研修で他の大学の人と向こうの大学で一緒の授業を受けてて、そこで一緒に授業来た子達が日本人で日本語同士で喋ったりとかで、あまり来ている意味がないんじゃないかって。単位認定されるためだけに来てるみたいな感じの子達とか、観光したりとかメインになっちゃってる、みたいな子がけっこういて。
Traskルイス
Traskルイス
それは確かに残念かもしれません。

Kさん
Kさん
なので、今の大学でいくら頑張ってても、出会える人の範囲には限界があるなっていうのを感じちゃって。留学から帰ってきた9月くらいには、もう本当に編入しようって。

カナダ留学イメージ
カナダ留学が編入を決心するキッカケに

Traskルイス
Traskルイス
留学に行く前には存在は知ってたいたけれど、決心はついてなかったんですね。そもそも編入する気で入ったというよりは、半年くらいは色々悩んだ結果決めたっていう感じなんですね。

Kさん
Kさん
はい。

Traskルイス
Traskルイス
その時はご家族に相談はしたのですか。

Kさん
Kさん
2つ下の妹がいて、その妹には相談してました。

Traskルイス
Traskルイス
妹さんはどんなご意見だったんですか?

Kさん
Kさん
妹は、まだその時高校生だったので、今いる大学で楽しめばいいけどやりたいんだったらやればいいんじゃないっていう感じで。反対とかは無かったですね。「私は別にそんなことする必要ないと思うかな」ぐらいのことは言ってたんですけど。でもその後妹も大学入って、周りが受験とかもう無くて頑張ってないのを見ると「その状況がすごい理解できる」っていう風に言ってくれたので。同じような環境にいるとわかってくるみたいです。

Traskルイス
Traskルイス
なるほど。編入の決断は最後はご自身でされたのですね。

Kさん
Kさん
はい。

編入試験で最も大変だったことは?

Traskルイス
Traskルイス
編入までとても悩まれたということがよくわかりました。Kさんは、昨年から準備を始めてから今まで1年ほど準備をされたと思うのですが、その中で特に大変だったことについてお伺いしてもよろしいでしょうか?

Kさん
Kさん
神戸大学がTOEICじゃなくてTOEFLだったんですよね。TOEFLはちょっと大変でした。私英語がそんなに得意じゃないので、対策が難しかったし、当日も実際どれくらい取れているのかわからなくて。

Traskルイス
Traskルイス
神戸は当日にTOEFLを受けるのですね。英語が、一番大変だったということですが、TOEICとか、それまで英語の勉強とかは何かやられていましたか?

Kさん
Kさん
一応留学行ったりとか、TOEICの問題集解いてみたりとかはしてたんですけど、そんなに熱心にやっていたわけではないですね。大学の他の人達よりは英語ちょっとやってたかなってぐらいで。

Traskルイス
Traskルイス
ありがとうございます。編入期間を思い浮かべると英語の勉強が一番大変だったんですね。

Kさん
Kさん
そうですね。

志望校は“広く学べる”総合大学を志望

Traskルイス
Traskルイス
少しずつ試験の準備の話に移りたいと思います。次に受験した大学と、なぜその大学を選んだのかを聞かせてください。神戸以外に受験された大学はどちらでしょうか?

Kさん
Kさん
筑波大学と広島大学です。

Traskルイス
Traskルイス
それぞれどの学部を受けられたのでしょうか?

Kさん
Kさん
筑波大学は、生命環境学部生物資源学科で広島大学は、生物生産学部の食品科学科を受けました。合格したのは神戸ですね。

Traskルイス
Traskルイス
どういった順番で受けたのでしょうか。

Kさん
Kさん
一番最初、7月に筑波を受けました。本当は筑波の一週間前に広島大学の受験があったんですけど、台風で延期になっちゃって。それで広島大学は8月23日に延期されたので、結果的に一番最後になって。神戸大学が8月17日ですね。

Traskルイス
Traskルイス
じゃあ筑波、神戸、広島ですね。でも本当は広島、筑波、神戸になると。スケジュール的に、もし元の通りだったら割とタイトだったでしょうね。

Kさん
Kさん
そうですね、元の予定だとけっこう広島と筑波が間無くって。その後まあまあ時間があってTOEFL対策して神戸っていう予定だったんですけど、その2つがけっこう押しちゃったんで困りました。

Traskルイス
Traskルイス
当初の勉強プランからはずれた、みたいなところもあったんですね。ちなみにその3校を受けようと決めたのはけっこう早い段階だったんですか?

Kさん
Kさん
まずは自分が今いる大学よりレベルの高い大学っていうところから調べていきました。あとは大学院進学率が高いところ。他の要素で言えば、総合大学かどうかですね。そこから考えられたのが、筑波、広島、神戸。農工大と海洋大も一応候補には入ってました。海洋大は食品科学コースがあるので。とはいえ、神戸と筑波はその中でも偏差値高い方なので志望順位が高かったですね。その次に広島と農工大、みたいな感じで。

Traskルイス
Traskルイス
まずは、偏差値が高いかどうかが軸で、他には総合大学かどうかというところも考慮したということですね。今のお話で1つ聞きたいのですが、総合大学に行きたかったのは何か理由があるんですか?

Kさん
Kさん
将来商品開発がしたいので、理系の知識だけじゃなくて、人がどういう商品を買いたいかとかも考えられる人になりたくて。社会にも色んな人がいるから、大学でも色んな人と関わって、色んな人の感覚とか考え方とかを知りたかったんですよね。そのためには総合大学の方がいいんじゃないかなと思って。

実験イメージ
将来の目標から逆算した大学選びをしたKさん

Traskルイス
Traskルイス
志望する理由が明確ですね。そういう意味でいうと、神戸は総合大学だし、元々自分のいらっしゃる所の出会える人のレベルから考えると、本当に望んだところに行けたように感じます。ちなみに、志望校は地方の大学が多いですがご家族から反対はされましたか?

Kさん
Kさん
反対はされなかったです。両親は一人暮らしするの反対とかそういう色々条件を付けたりはしてこなかったので行きたいところに。両親としても新幹線で行ける範囲だし、名古屋に親戚もいるので、まあまあ行きやすいからっていう感じでした。

Traskルイス
Traskルイス
ご家族の後押しもあって、良い志望校選びができたのですね。

編入生活のスケジュールは?

Traskルイス
Traskルイス
本格的な対策方法の話に入る前に、簡単に編入に至るまでどのようなスケジュールだったかを教えてください。

Kさん
Kさん
1年生の4月から話すと、4月は、割と私の学科は必修の授業が多かったので、前期24単位取って、実験もあったのでけっこう忙しかったですね。1年前期はバイトを本当にかなりやってましたね。週4日くらいやってたかな。それは固定シフトだったんで、試験期間も普通に割とバイトがありました。

Traskルイス
Traskルイス
一年生の初めは、編入を意識したスケジュールでは無かったのですね。

Kさん
Kさん
そうですね。それで、1年前期は授業数は多いけど。あまり内容が難しくなかったので何とか乗り越えられました。それで、夏休みはカナダに留学です。後期も24単位取ったので授業としては多かったですね。その頃からバイトは少なめになって週1くらいでしかしてなくて。そこから英語の勉強を始めて、冬休みからは生物の復習もはじめました。

Traskルイス
Traskルイス
一年生の終わりから試験勉強に向かっていったのですね。

Kさん
Kさん
2年の4月からは募集要項や過去問集めはじめて、本格的に試験対策をはじめましたね。大学の課題もあったので、ずっと試験対策できたわけじゃないんですけど。それでも英語はやりつつでした。

あと過去問を見た感じ、化学生物の内容をしっかりやっていればある程度取れるなと思ったので、高校の復習と大学の授業でやっている生物系と化学系の内容はある程度理解しようと努力していました。

Traskルイス
Traskルイス
なるほど。志望理由書はいつから書き始めましたか?

Kさん
Kさん
試験がある6月に近づくにつれてですかね。志望理由書を作成する上で、あらためて自分がやりたいことは何かを考えました。大学のホームページ見て研究内容を比較したのですが、自分の大学と行きたい大学の授業が似ていたのと、専攻が全然変わらないので、なぜ編入したいのかはつっこまれるなと思いました。なので、周りの環境を変えたいということを、私は志望理由書にちゃんと書きました。書いてそれでダメなら、わかってもらえなかったらしょうがないなって。でも、結果的にわかってもらえたので良かったなと思います。

Traskルイス