インタビュー

【編入生インタビュー】Ask.6 編入インタビュー特別編! 法学編入栗山さん⑤

みなさんこんにちは!Trask 編集部です! 大学に編入された現役大学生と社会人へのインタビュー記事を配信しております。

今回も、前回に続いて、圧倒的な法学への情熱で、質の高い編入情報をTwitterで配信されている「法学編入栗山さん(@AzcUrrwKDTrH6K1)」へのインタビュー記事の第五弾です!

今回は、Twitterで活動されている理由についての背景や栗山さんの想い、そして編入志望者に意識してほしい点についてたっぷりとお伺いしました。

ぜひ、ご参考にしてください\\٩( ‘ω’ )و //
栗山さんの一年間のスケジュールなどが読めるパート①〜④はコチラ

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栗山さんパート③
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https://trask.jp/media/2019/05/12/interview-kuriyama-ask6-4/

 

Traskでは、経験者のみなさまのご厚意の元インタビュー記事を鋭意作成中です。ご協力いただける方は、コチラからご連絡いただけると幸いです!ぜひ、お待ちしています。

今回のインタビュイー

栗山さんイメージコアラ

お名前  :法学編入栗山さん
編入先大学:地方国立大学 法学部
編入前  :地方の四年生大学

合格大学 :地方国立大学 法学部

受験大学 :地方国立大学 一校
専攻   :法学(憲法、ジェンダー)
得意科目 :法学全般

「ノブレス・オブリージュ」からはじまったTwitterでの情報発信

Traskルイス
Traskルイス
栗山さんは編入生のため「法学編入栗山」というTwitterのアカウントで活動されています。

この活動はどういったきっかけで始めることになったのですか?

栗山さん
栗山さん
やはり編入では独学勢って弱いじゃないですか。

結局能力があったとしても、予備校に入っている人や専門学校や短大生という人たちは、いわばプロに教えてもらっているわけじゃないですか。

極端に言うとやる気がなくてもいい大学に行ける可能性もあると思うんです。


Traskルイス
Traskルイス
私は専門学校出身ですが、それは正直いうと稀にあると思います。

栗山さん
栗山さん
独学勢の人は必死に頑張っているけど、やり方が間違っているとか、間違った努力の方向を取ってしまうことがある。

自分の本当に行きたい大学があって、努力もしているのに、情報の格差等でそういう人間が合格できないというのは間違っているという想いがあるのですよ。

そういう独学勢の人と予備校などに通っている学生との情報の溝を埋めるために、道しるべと言ったら大げさかもしれないですけど、そういうのになれたらいいなと思ってはじめました。

Traskルイス
Traskルイス
素晴らしいですね。

栗山さん
栗山さん
以前いた大学の先生達から、普通の独学の学生だったらやってもらえないような支援をやってもらったので、ある意味でその受けた恩を自分も誰かに渡すみたいなイメージです。

いわゆるノブレス・オブリージュっていうやつかもしれません。

Traskルイス
Traskルイス
公共善のためにというやつですよね。

栗山さん
栗山さん
そうですね。

「高い地位にいる権力がある人には社会的な責任がある。」といった意味の言葉ですが、自分が受けたものを次に渡すみたいなことがすごく大事なのかなと思いTwitterの活動をしていますね。

Traskルイス
Traskルイス
ちなみにいつかこういった活動は始められたのですか。

栗山さん
栗山さん
2018年の2月頃からですね。

Traskルイス
Traskルイス
ノブレス・オブリージュというものが背景にあるとはいえ、活動は大変だと思うのですが、続けられている秘訣とかやっていて気づいたことなどはありますか?

栗山さん
栗山さん
そうですね、何か自分が思いついたこととかこういう考え方があると言ったときに、それに対していいねがあれば価値のある投稿だと思うのです、ツイートとして。

つかない時はつかないですし、つくときはすごくつく。

独学勢の人たちが欲している情報がこういうものなのだなというのが分かったりはしますね。

Traskルイス
Traskルイス
やりがいはどういった時に感じますか?

栗山さん
栗山さん
かつては自分も多くの独学勢と同様に同じ場所にいたわけですが、そういった人たちに情報が届いた時に、やりがいを感じます。

自分のツイートって法学に関係ないものも結構あるじゃないですか。

Traskルイス
Traskルイス
たまにあります。個人的にはそういうのは好きなのですが。

栗山さん
栗山さん
そういったツイートは情報法とジェンダーばかりですが、この分野に興味持ってもらうために、編入でしか使えない情報しか流さないというのは、それはそれで面白くないなと。

だって、情報法なんて普通知らないですよね。

Traskルイス
Traskルイス
知らないですね。

栗山さん
栗山さん
「情報法の個人情報が〜」みたいなことを聞いたら、「それってどういう意味なのだろう」と興味を持って欲しいという想いがあります。

情報法とかジェンダーとか最近だと教育法みたいなのとか、言ってしまえば直接編入に使えないけれどもごく小数には伝わるかなみたいなツイートもやっています。


Traskルイス
Traskルイス
それって結構大事ですよね。思わぬものが試験に出ることもありますし。

栗山さん
栗山さん
それはそうですね。

それに、そういうことによって興味を持つ人もちょっとはいてくれるかなと思います。

あとは、完全に個人的な希望なのですが、ジェンダーやフェミニストに対しての誤解がすごくあるみたいで。

Traskルイス
Traskルイス
わたしも良く分かっていないので、栗山さんのツイートに勉強させていただいています。

栗山さん
栗山さん
今、ジェンダーが注目されるようになってきているではないですか。

そこから過激な思想とか生まれて本当にちゃんとやっている人にも影響が出てしまっています。

「これは違うだろう」というのもあります。

ですので、「法的にはこういう意味だよ」ということを忠実に発信するようにしています。法的な根拠もつけて。

Traskルイス
Traskルイス
ここまでで、聞きそびれてしまったのですが、栗山さんの研究テーマはジェンダーだと思うのですが、法律とジェンダーというものについてもう少し教えていただけますか。

栗山さん
栗山さん
今のところだと、同性婚や同性パートナーシップ制度やそういう家族のあり方や、そういった多様化とかマイノリティカップルに対する法的保護みたいなものが研究テーマです。

Traskルイス
Traskルイス
ジェンダーに興味を持たれたきっかけはあるのですか?

栗山さん
栗山さん
そうですね。きっかけは小さい頃自分の見た目が女の子みたいだったのですよ。

顔がもうすごい女の子っぽくて、髪も長かったのですよ。おかっぱカットぐらいの。

それでよく女の子に間違えられることがあって、自分の軸っていうのは男なのですが、「よく間違えられるな」と思っていました。

あと、小学校5年生6年生とかだと男女って分かれて遊ぶじゃないですか。自分の場合それもすごく不思議だったのですよ。

Traskルイス
Traskルイス
確かに言われてみると、別れて遊ぶのは不思議ですよね。

栗山さん
栗山さん
自分の学校は、保育園から小学校の高学年まで同じクラスでした。

それなのに突然別れ出しちゃって何だろうみたいな。おそらくそこから興味があったのかなと思います。

それで編入前の大学に入学してジェンダー関係の先生がいたのです。それでジェンダー法というものを知って、「これだ!」と思いました。

これがジェンダー法に興味を持ったきっかけですね。

ただ、自分が法学部に入った理由は法学を学びたいからじゃないんですよね。

Traskルイス
Traskルイス
そうなのですか?

栗山さん
栗山さん
法律に最初は興味なかったのです。

最初は英語系に興味があったので。ただ法律って将来使えるだろうなっていうぐらいで、滑り止めとして法学部を選んだだけです。

それで法律をやって、その先生と喋ってジェンダー法というのがあると知ってこれは面白そうだなと思ってジェンダー法に興味を持った感じです。

Traskルイス
Traskルイス
なるほどそういった背景があったのですね。

では、少し質問を変えますが、編入後は達成感と卒業するための単位取得の忙しさ、進路、人によっては就職、院進だとかそういうので手一杯で、人のために何かしようという気にならない人が大半だと思います。

なぜ、こういったことを続けられるのでしょうか?

栗山さん
栗山さん
自分一人での合格だったらやってないと思います。

実は、私は自分が独学だと言ってないのですよ。

Twitterのプロフィールを見たらわかるのですが、半独学にしているのです。

Traskルイス
Traskルイス
お話を聞く限りでは、ほぼ独学だと思います。

栗山さん
栗山さん
実際は前にいた大学の先生に教えてもらっていますし、そういう意味も込めて自分一人の力ではないからこそ半独学にしているのです。

Traskルイス
Traskルイス
なるほど。誤解なきように書いているということなのですね。

栗山さん
栗山さん
自分一人の力でここまで来たのではないということを忘れないためにも、半独学ということにはこだわっています。

Traskルイス
Traskルイス
慢心しないこういった姿勢がフォロワーを多く作っているのですね

 

 

試験情報の集め方のコツ

サイトマップイメージ

少し、試験の話に戻ってしまうのですが、面接の時は研究テーマに即して聞かれると思いますが、ジェンダーと法律という掛け算のテーマの情報収集をどうやってこられたのですか? 2本ほど論文読まれたとお聞きしましたが。[/chat]

栗山さん
栗山さん
前の大学でジェンダーの先生にいろいろ相談に乗ってもらったというのが大きいですね。

プロなのですごく分かってくれるのですよ。「論文はどういうのがいいですか」と言ったら、「編入しようとしている大学の教授の論文や著書があるよ」と教えてもらってちょこちょこと勉強したという感じです。

Traskルイス
Traskルイス
情報源は編入前の大学の先生ということですね。

栗山さん
栗山さん
はい。ちなみにですが、論文を探すためには法律時報の12月号を読めというのがド定番です。

この雑誌にいろんな先生の書く法分野の論文のようなものが載っています。 

例えば行政法に興味があるのだと言えばその法律時報の12月号の行政法の部分を見てどういうものがあるのかとか、この論文面白そうだなとか興味ありそうだなと思ったものを読むとかが良いでしょう。

    
  

 

Traskルイス
Traskルイス
法律時報というものがあるのですね。

栗山さん
栗山さん
はい、それから別の雑誌に飛ぶなど、論文を探すのであったら法律時報の12月号の過去3年から5年の分を見れば分かるという感じですね。

私が法律時報12月号を知ったのは編入後ではありましたが。

Traskルイス
Traskルイス
事前に知っていたら良かったかもしれないですね。

栗山さん
栗山さん
事前に知っていたら使っていたと思いますし、独学の人とかでも分からない人もいると思うので、「論文ってどうやって探せばいいの?」と悩んでいる人たちは「法律時報12月号を過去3年から5年文読めばいいよ」という話です。

Traskルイス
Traskルイス
非常に貴重な情報ですね。ありがとうございます。

少し、試験の情報収集という観点に絡めてお伺いしたいのですが、Twitterをやられていて、独学者の「ここは問題だ」と感じる点はなにかおありでしょうか?

栗山さん
栗山さん
そうですね、二点あります。

第一に、試験対策では、論述に関してです。

基礎の基礎の基礎が本当にできていない、内容以前の問題というのはすごく多いなというのは感じます。

ですので、独学勢は不利なのだなというのは身に染みて感じています。

Traskルイス
Traskルイス
そこはなかなか難しいところですよね。

栗山さん
栗山さん
そうですね。教教科書をコピペして貼り付けて文字数を稼いでいるということが多分にあるので。

いざ、「この文章ってどういう意味?」と聞いても答えられないのですよ。

本番で同じ問題が出たら良いですが、出ないことが多いので、丸暗記だとやはり限界があります。

こうなると、教科書の丸暗記は非効率的ですし、これでは独学勢が落ちていくようになっているのだなということは感じました。

Traskルイス
Traskルイス
情報の格差の最たる部分かもしれないですね。

栗山さん
栗山さん
ですので、そういったことの対策として私は添削をしてサポートしています。もちろん、無料です。

Traskルイス
Traskルイス
それはDMで直接やられているということですか?

栗山さん
栗山さん
DMでやっています。

見るときは、トリックって言ったらあれですが、正直言うと細かく内容は見ていないのですよ。

ただ、文法とか接続語とか論述の書き方がなっているかとか文脈が本当に正しいのかとか一部が長くやりすぎていないかとかそういうこと中心に添削しています。

添削していて、全く添削者が分からない内容の小論文でも、「これは正しく書けていないな」というのは分かるのです。

内容がわからない人間ですら直せるところが山ほど出てくるということは、その道に精通している教授のようなプロならば簡単に見破れます。

Traskルイス
Traskルイス
それは間違いないですね。

栗山さん
栗山さん
過去に数回添削したことあるのですが、その時に一度、私のいる大学の後輩(自分よりも遥かに日本語ができる)に個人名やTwitterアカウントはわからないようにして、「この小論文をどう思う?」と聞いたら、「中学生ができているようなことができていない」という回答でした。

それぐらい独学勢は自分の力では添削ができないから、解答を客観的に見ることができずに、小さな間違いにすら気付かず、無駄な努力をしてしまい、効率も悪くなり、結果として落ちてしまう、そういう悪循環はあるなと。

Traskルイス
Traskルイス
そう聞くと厳しいですね、独学は。

栗山さん
栗山さん
そうですね、自分の場合は独学でも教えてもらう人がいたし、添削してくれる人、解釈してくれる人がいましたから。

そういうところにいたからこそ自分は独学の人に、自分に声かけてくれた人には添削をやろうという想いがありますね。 

問題だと感じる二点目ですが、法律の論述についてです。一行問題に関してですね。

Traskルイス
Traskルイス
一行問題というのは、短く回答する問題ということですかね?

栗山さん
栗山さん
簡単に言ったら語彙説明ですね。一行問題というのですが一行問題だとどういう風に書けばいいのかというのがわからない方は多いと思うので話します。

まず一行問題だと、例としては語彙が提示されて「○○について論じなさい」と指示されます。

一行問題で問われているものは簡単な語彙の定義です。ですので、「○○とは●●●ということである。」といった形で書きます。

Traskルイス
Traskルイス
確かにそれは分からない人には答えられないですね。

栗山さん
栗山さん
問題にもよるのですがそれについての学説があれば、記載してください。

「A説はこうだよ、B説はこうだよ、C説がこうだよ」と書きます。ただ、ABCあるということは、特に支持されているものもあるわけです。「Aが特に支持されています」のように。

「でもCはこういう問題があると言われている」としたら、Cの問題点を書いてやるということが必要です。

「B説だとこういう問題があるよ、C説だとこういう問題があるよ、でもA説だとこういうところクリアするよね。」といったことが書いてあると良いと思います。

Traskルイス
Traskルイス
なるほど。

栗山さん
栗山さん
こういった問題を解く際には、自分の中で雛形みたいなものがあるものです。

「こういう問題だったらこう書く。」というものがあるのですが、やはり独学だとその書き方とか、その雛形ってどういう感じなのだろうというのがすぐには分からないと思うので、可能であればどんな雛形があるのかということはしっかりと勉強や情報収集した方がいいと思います。

Traskルイス
Traskルイス
雛形の勉強というのはどうすればよいのでしょうか?

栗山さん
栗山さん
例えば「Aについて論じなさい・説明しなさい」という問題があれば、Aの何について伝えたいのかを考えて、感覚として身につけることが必要です。

つまりは、「Aだったらこのことについては絶対に触れないといけない」みたいなことですね。

どうすれば分かりやすく伝わるのかをてください。独りよがりな論述だと相手に伝わりにくいですし分かりにくい論述になってしまいます。

Traskルイス
Traskルイス
今おっしゃっていただいたような部分を意識することは大切ですね。

栗山さん
栗山さん
私は編入前の大学の先生から雛形を教えてもらったかと言うと、そういうふうに教えてもらってはいないのです。

先生に教えてもらったのは、「大抵一行問題だと最初に定義をバーっと書いた方がその後楽だよ。」ということだけですね。

試行錯誤しながら何個も何個も解いていくみたいな

過去には写真付きでツイートもしていますので参考にしてみてください。

Traskルイス
Traskルイス
こういったものもTwitterで配信されているというのは、とても心強いですね。

栗山さんのツイートを遡れは他にも参考になるツイートを多く発見できそうですね。

栗山さん
栗山さん
変なこともつぶやいていますが、たまには真面目なこともつぶやいています。

さかのぼってくれる人は少ないですけどね(笑)

自分で過去のツイートを調べよう」とか定期的に呟いてはいるので過去のツイートをさかのぼって欲しいですね。

 

 

今後の活動は続けていく・・・?

Traskルイス
Traskルイス
私は個人的な思いとして栗山さんの活動に共感しますし、見ていて楽しいのでぜひ続けて欲しいなと思うのですが、今後このTwitterアカウントはどうなっていくのですか?

栗山さん